6月30日(火)、ダイハツ工業は、軽自動車「ウェイク」の特別仕様車を全国で一斉に発売した。
特別仕様車は、アウトドアメーカーのモンベルと、サーファー向け波情報サイトの波伝説と共同開発したもの。キャンプと登山に特化した「X“モンベル version SA”」(専用設定色パールホワイトIII)と、サーフィンに特化した「X“波伝説 version SA”」(専用設定色ブルーマイカメタリック)を合計1500台限定で販売する。
発売を記念して、東京・表参道のCOMMUNE246で、スペシャルイベント「WAKE Fes!!」が開催された。
トークショーで、ダイハツ工業製品企画部 チーフエンジニアの中島雅之氏と、波伝説サーフレジェンド代表の加藤道夫氏がウェイクの魅力を説明。中島氏は「『X“波伝説 version SA”』は、サーファーの悩み、車上荒らしへの対策を施しています。貴重品が保管できる金庫『プライベートボックス』を付けて、サーファーのリアルな問題に応えているんです」とアピール。
濡れても簡単に拭き取ることができる防水素材のイージーケアフロア(座席側、荷室側)と、レジャーベースパック(ユーティリティフック、荷室床面フック、固定ベルト、上下2段調節式デッキボード)を採用し、レジャーでの実用性が考慮されていることも説明(『X“モンベル version SA”』『X“波伝説 version SA”』に共通)。
「X“モンベル version SA”」については、モンベル広報部部長代理の佐藤和志氏が「ビジュアルをすっきりしたタイプにしたことがこだわり。格好良いと思い、バンパーガーニッシュ塗装もパールホワイトにしました」とコメント。15インチにアップしたホイールと、購入者に特別プレゼントされるモンベル社開発のシートエプロン(全席)も魅力的なポイントとなっている。
同イベントの後半には、アウトドア好きのタレント、ヒロミも駆け付けた。今回の特別仕様車については、「荷物がたくさん積めるし、天井が高くて中も広いから、車で着替えができるのもうれしいですね」とのこと。
「これまで仕事を頑張ってきた世のオヤジたちには遊んでもらいたい。今まで遊んでこなかった人はアウトドアって分かりづらいかもしれないけど、こういう車が遊び方を提案してくれるのはいいね。まずは車から入ってみては?」と、同世代の男性たちにメッセージを贈った。
ちなみに、イベントでは、釣り、登山、スキー、スノーボード、自転車のプロフェッショナルによるワークショップや、MOOMIN、birdによるスペシャルライブも開催された。ゆるやかな雰囲気で行なわれたライブは、アウトドアムードを備えた会場とマッチし、訪れた人々を楽しませていた。【東京ウォーカー】