中目黒でかわいいイヌ・ネコ・鳥の日本画を鑑賞

東京ウォーカー

7月21日(火)~9月27日(日)、中目黒の郷さくら美術館で「ワン・ニャン・鳥さん大集合展」が開催される。

「木陰の犬とカマキリ」(松村公嗣「夏日」2007年)


昨年の「どうぶつ図館」に引き続き行われる本展では、日本画の技法で描かれたイヌ、ネコ、鳥の絵が約30点展示される。

「イヌ」は、縄文時代から狩猟のための家畜として飼われてきた歴史があり、日本における人間との関係が最も古い動物だ。

「ネコ」は、日本への仏教伝来に伴い、船上でのネズミの害から経典を守るためにもたらされたとされる。

共に実用性だけではなく、かわいらしい“愛玩動物”としても日本の生活に溶け込んできた。また「花鳥画」は、草木と、イヌやネコなどの小動物や鳥を一緒に描いたもので、古くから日本人に親しまれている。

ほか、併設展として「桜百景vol.3」も2F展示室で行われる。全国の名所・銘木を描いた作品を中心に、「サクラ」の絵画が約10点展示され、「季節はずれのお花見」を楽しむことができる。

出展作品は、富士山とサクラが描かれた平松礼二の「富士と桜図」や、琵琶湖とサクラが描かれた曲子明良の「琵琶湖四題 春朧」など、日本各地のサクラをモチーフに描かれたものだ。

目黒川の散歩途中に、大画面に描かれた迫力ある動物たちを鑑賞してみよう。【東京ウォーカー】

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