“声で支援”をテーマに、東日本大震災以来ずっとチャリティー活動を続けている「声援団」。井上和彦を団長とする、人気声優たちによるユニットだ。その声援団が7月18日(土)・19日(日)と、南房総白浜にて開催された「環境&復興支援イベントまるグル '15 in 南房総白浜」に出演した。
同イベントは、NPO法人U-PROJECT(まるごみJAPAN)が主体となり、被災地からの出店者と関東地域の人々を繋ぐことを目的として毎年開催されているもの。まるごみJAPANの代表を務めるDJ KOUSAKUと声援団のメンバーは震災直後から交流を深め、2011年4月には共に陸前高田市の広田小学校へ炊き出しのボランティアに赴いている。それ以来、毎年「まるグル」のイベントには声援団が参加しているのだ。
今回の出演メンバーは、井上和彦、かないみか(18日のみ)、神奈延年、勝杏里(18日のみ)、檜山修之、伊藤健太郎。
イベント初日の18日、晴天のなかイベントは進んだが、声援団登場の少し前から雲行きが怪しくなり、彼らの演奏中、ついに雨が降り出す事態に。テントに避難してトークで盛り上げながら雨をやり過ごしたメンバーだったが、途中から雨風共に強まる一方となり、これはライブ中止か…と思われたものの、なんと、テントの中から続行!
テントの中とはいえ、横殴りの雨にびしょ濡れになりながらの演奏となり、「ボクたちらしいね~」と井上和彦が笑い飛ばし、最終的にイベント中止が正式に決まるまでライブが続いた。
19日(日)は一転して晴天。前日のリベンジを果たすかのように、今回のイベント用に用意したアニメメドレーや彼らのテーマ曲「君に送る応援歌」を晴れやかに歌い上げた。終演後はチャリティーグッズの販売も行い、ファンや地元の方々との交流も楽しんでいた。
今後の声援団ライブは、9月20日(日)につくば市中央公園特設ステージにて、ご当地ヒーロー「時空戦隊イバライガー」とのチャリティーイベントが予定されている。マイペースで息長く続けていくという声援団の活動を、ぜひ体験してほしい。【東京ウォーカー】