夏本番を迎え、いよいよ冷やしラーメンの季節がやってきた!食欲も落ちがちな暑い季節だからこそ、さっぱり食べられて栄養豊富な冷たいラーメンを食べたい。しかも、今年は女性にうれしいヘルシーさが一押しのメニューが勢ぞろい。各店が工夫を凝らした、今だけの美・ラーメン5杯を厳選した!
麺や庄の~gotsubo~
ヘルシーなベジつけ麺で人気を博す同店。期間限定で提供中の「冷ベジつけ麺」(890円)は、日替わりで長芋とオクラ(月・火)、トマトときゅうり(水・木)、キノコ(金・土)と3種類の冷製スープが楽しめる。「一杯に大量の野菜・食材を使用しているので、スープを飲むと野菜を食べている感覚を味わえます」とは、店主の庄野さん。麺は看板のベジつけ麺と同様、タピオカを練り込んだもの。冷やしに合うよう多加水にし、もっちりした食感に。「縮れをかけ、スープとの絡みもよくしました」とのこと。
太陽のトマト麺 錦糸町本店
「おいしくてヘルシー」にこだわる同店からは、洋風の「塩レモン&カマンベール仕立てのバジチキトマト冷麺」(880円)が登場。ジェノベーゼとトマトソースを合わせた、清涼感ある一杯だ。濃厚ながら「バジルチキンにトッピングした“葱塩レモンソース”を絡めると、熟成したレモンの風味を味わえます」と担当者は話す。このソースは、栄養が豊富な“塩レモン”で仕立てたもので、加えてトマトはビタミンやミネラル、美容効果があると言われている「リコピン」も多く含むため、女性におすすめ。
二丁目つけめん GACHI
博多豚骨ラーメンに見立てた冷やしラーメン「冷しホワイト」(890円)。歯ごたえを重視した自家製麺は、低加水の細麺のため、するっと食べやすい。スープには豚骨などの動物系食材を一切使わず、ココナッツミルクやスパイスを使用して、“グリーンカレー”スープのような仕上がりに。「トッピングの炙りチャーシューやフライドメンマが、食べ進むにつれて良いアクセントになります」と店主の庄野さん。冷たいカレー風味で、食欲の落ちる時期でも箸が進むこと間違いなし!
九十九ラーメン 恵比寿本店
店主の高橋さんいわく「食欲のない時もさっぱり食べられるように作りました」という「ネバツル冷し麺」(980円)。納豆、オクラ、長芋、なめこなど、美容にも良いとされるツルツル、ネバネバ系食材をふんだんに使用し、食材の豊かな食感が楽しめる。一見、ボリュームがあるように見えるが、炒めネギの入った和風スープの香ばしさが食欲を誘い、つるっと喉ごしの良い麺と共にあっさり食べられる。食が進まない日も、さっぱり栄養チャージできる一杯だ。
ラーメンZERO plus
1日10食限定の「焼きアゴとマグロ節の冷製ラーメン」(1200円)。焼きアゴと利尻昆布をメインに炊いたスープは、独自にブレンドした生醤油入りの純・和風。動物系食材を一切使わずに作っており、ビタミンEも豊富な米油を使用するなど、味と健康面に徹底的にこだわった。「薬味の大根おろし、ショウガ、スダチ、そして、トッピングの焦がしネギを途中から混ぜると味の変化が楽しめます」と店主。数量限定なので、早めの時間に訪れよう。
【東京ウォーカー/取材・文=金城和子】