奈良県が、猿沢池畔に外国人観光客の交流施設「奈良県猿沢イン-Nara Visitor Center &Inn-」をオープン。7月23日(木)にオープニングセレモニーが開催された。1階スペース「観光案内カウンター」「トラベラーズラウンジ」などの観光管理業務は株式会社JTB西日本が運営、同日よりサービスを開始している。
日本を訪れる外国人旅行者は年々増加傾向にあり、旅行スタイルは これまでの団体や小グループでの旅行から、個人手配旅行(FIT)へと変化し、ニーズが多様化。奈良県では、奈良の奥深い歴史的価値を評価し、その文化に直接触れ感動してくれる欧米からの観光客を中心とした外国人旅行者の獲得を目指す。この様な市場環境変化と奈良県の観光戦略を踏まえ、同館は、奈良を訪れる外国人観光客がゆっくりとくつろぎ交流できる場所として、各種情報提供や、外貨両替、手荷物預かりといった各種サービス、奈良でしか味わえない文化体験のイベント実施など、奈良の魅力を体感できる様々なサービスを提供する奈良観光の情報発信拠点となる。
※宿泊施設は2016年(平成28年)夏以降のオープン予定。