熊本発!カヌーで用水路を行く“井手下り”

九州ウォーカー

新たに設定された「新マブコース」の体験動画が短期間で1万回以上再生されるなど、九州熊本県にあるネイチャーアドベンチャーが話題を呼んでいる。

用水路を使ったイデベンチャー。初心者コースはゆっくりと進むので子供でも安心


熊本県菊池市で、町作りとグリーンツーリズムの取り組みを行っているNPO法人きらり水源村は、九州で唯一「原井手(はるいで)下り」ができる、「イデベンチャー」に約300メートルのトンネルがメインの「新マブコース」を設定した。

井手とは、水田に水を引き入れるための用水路のこと。菊池市の井手は江戸幕府将軍・徳川綱吉の時代の1701年(元禄14年)に完成した農業用水路で、総延長は約11キロ。山に掘った「マブ」と呼ばれる用水路トンネルは、全長500メートルを超える。

水の流れる音や風を感じながら、里山での特別な時間を楽しもう


九州唯一の井手下り、原井手をカヤックで下る「イデベンチャー」は、水の流れに身を任せ、森の中を通ったり、橋やトンネルをくぐったりと、自然に癒されながら探検気分を満喫できる。

【写真を見る】新コースはトンネルを多用し迫力満点


「イデベンチャー」には、初心者向けの約10分コースから1時間15分のアドベンチャーコースまで3コースが用意されている。旅先でのスケジュールに合わせて、癒しの里ならではの地域資源を生かした、ネイチャーアトラクションを体験してみたい。【福岡ウォーカー】

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