中秋の名月に劣らぬ美しさ。超高級“1万円”ようかん

2008年9月12日 17:22更新

東京ウォーカー

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和菓子の老舗「とらや」東京ミッドタウン店(東京都港区)では、併設するギャラリーで11/10(月)まで「月と暦」展を開催している。これに合わせ、同店限定でなんと1本1万円という高級ようかん「月の眺め」を販売中だ。値段も気になるが、中秋の名月にぴったりの仕掛けがあるという。さっそく店舗に向かった。

「月の眺め」の断面は、白あずきで作ったあんに赤や黄色の色をつけて、月が浮かぶ秋の夕暮れを表現している。最大の特徴は、切るにつれて断面に描かれている月が新月から満月に変化すること。いわば“絵が変わる金太郎飴”だ。重さも1.4kgと同店のようかんでは最大で、生産数も期間中20本と限られる。

誕生のきっかけは、「ようかんの“顔”を変えたい」と思い立った職人の発案だった。試行錯誤を重ね、月の断面の移り変わりを表現する特殊な金型を開発。製造日数は通常の倍で、3〜4日かかる。初めて店頭に並んだのは03年のことだ。以降、伊勢丹などの百貨店催事を中心に数回出品されただけの“幻のようかん”だった。

売れ行きを聞くと、9/5の時点ですでに8本。お得意様や地方の菓子店の社長などが“ようかんの眺め”に興味を持って購入したという。食べてみると、白あずきのあんこを生かした、ほんのりと口に残る上品な甘さが印象的だ。

9/14は中秋の名月。1万円はちょっと勇気がいるが、日々変化する実際の月にイメージを重ね合わせながら味わえば、いつもと違う風流なお月見が楽しめそうだ。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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