アメリカの電気自動車メーカーであるテスラモーターズのショールーム「テスラ心斎橋」が、8月5日(水)、大阪・心斎橋の御堂筋沿いに、西日本の旗艦店としてオープンする。
今まで、同社のグローバルパートナーであるパナソニックの協力のもと、パナソニックセンター(グランフロント大阪南館1F)や南堀江の仮店舗で運営されていたが、販売も好調なことから今回の開設となり、直営店としては東京・青山につぐ2店舗目となる。
こちらのショールームでは、8月後半より納車予定の主力商品「モデルSデュアル」が展示され、試乗もできるようになっている。同モデルでは、名前が示すようにモーターが"2つ"になったことでトルクが大きくなり、これまでよりも加速がスムーズに。また全車共通として、クルマの中で一番重量を占める車載電池が、車体の底に設置されているため重心が低くなり、安全性もより高まっている。ほかに自動運転システムなどさまざまな高機能が備わっている。
バッテリー充電は、スーパーチャージャーという充電器で行い、20分で容量の半分まで充電できるとのこと。外での充電は、まだ東京、大阪など限られた場所にしか充電器が設置されていないため、これから高速道路や郊外などで増やしていく予定だとか。なお本車両を購入すると、チャダモ充電器が使えるアダプターが付いているので、時間はかかるが外での充電は現段階でも困ることはない。ご安心を。
オープン前日の4日に行われたメディア向けの内覧会で、同社日本法人ディレクターのカール・ケルティーさんは「我々の使命はCO2(二酸化炭素)を減らしていくこと。環境にやさしいこのクルマは次の時代のクルマです。またこんな立地が良いところにオープンできてとても楽しみしています」と話していた。
【取材・文=関西ウォーカー編集部】