世界で一体!占いをする“ビリケンさん”が梅田に登場

関西ウォーカー

大阪・梅田のグランフロント大阪では、8月7日から11月末まで「しゃべるでぇ~!、うごくでぇ~!、ビリケンびっくり占い」を開催している。

会場となる、ナレッジキャピタルのThe Lab.みんなで世界一研究所には、イベントの目玉である通天閣(大阪市浪速区)のビリケンさんをモチーフにした“ビリケンロイド”が登場した。

ビリケンさんは足の裏をさするとご利益があると言われるが、ビリケンロイドは足の裏をさすると足を動かす


このビリケンロイドは、画像音声認識技術を持つNTTと、介護ロボットの技術を持つマッスルが共同開発。色白で金髪のモヒカンヘアが特徴のビリケンロイドは、画像認識プログラムを使って、相手の顔を認識して顔を動かしたり、性別や年齢を認識する他、音声を聞いて会話もできる。

黒電話で会話ができる。「名前は?」「どこから来たん?」などの質問に答えれば占いもしてくれる


会話は前に置いてある黒電話を使用して行う。「お名前を教えてぇな」「わしのことどう思う?」など、ビリケンロイドの怪しげな大阪弁の質問にいくつか答えると、ビリケンロイドが恋愛運や、その日の運勢などを占ってくれるという。

【写真を見る】通天閣観光・西上雅章社長が、2代目ビリケンさんを抱えてビリケンロイドにパワーを注入!


NTTメディアインテリジェンス研究所・小澤英昭所長は、「NTTの技術とマッスルのロボット技術、世界に一体のビリケンさんを作れたのでは」と手応えを語る。

マッスルの玉井博文社長も「コミュニケーションロボットは日本の得意とするところ。オール国産技術でやりたいと考えていたので、実現したことをうれしく思う」と感想を述べた。

世界にたった一体しかいない“しゃべるビリケンさん”と、貴重な会話を楽しもう!【関西ウォーカー】

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