新エンジンを搭載し、エコと走りを両立させたBMW

東京ウォーカー(全国版)

8月24日(月)、BMWは、ニューBMW 1シリーズのエントリーモデルである「BMW 118i」に、新開発の1.5L直列3気筒ガソリンエンジン搭載モデルを追加し、9月5日(土)から販売を開始することを発表した。価格は298万円から。

コンパクトカーとはいえ、BMWならではの佇まいを継承するBMW 118i(298万円~)


後輪駆動モデルのコンパクトカーであるBMW 1シリーズは、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現。同時に、BMWツインパワー・ターボ・エンジンと8速オートマチック・トランスミッションの組み合わせにより、優れた環境性能と動力性能を高次元で両立しているという。

コンパクトサイズでありながら、BMWならではの「駆けぬける歓び」を凝縮したモデルとなっており、今年の5月には、新世代のBMWデザインを採用してスタイリングを一新。標準装備を充実させたニューBMW 1シリーズを発売した。

ニューBMW 118iに搭載する1.5リッター直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンは、コンパクトかつ軽量で、自然なレスポンスとスポーティなエンジンサウンドを備えながら、優れた燃費も実現。最高出力は100kW(136馬力)/4400rpm、1.6リッター4気筒エンジンを搭載する従来モデルと比較すると、最大トルク220Nm(22.4kgm)を、従来モデルより低い回転数の1250rpmから4300rpmの広範囲で発生できるようになった。そのため、発進と停車が多い市街地などで、快適な走行が可能だという。

一方で、燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルからさらに約10%向上させ、18.1km/Lとなった。これにより、「平成32年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成。エコカー減税の減税率は、自動車取得税で60%、重量税が50%減税。翌年度に生じる自動車税も75%減税となり、従来モデルよりさらに多くのメリットがある。

この秋、環境に配慮し、走りも進化した「BMW 118i」に注目が集まりそうだ。【東京ウォーカー】

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