下着メーカー・トリンプが世界規模で開催するランジェリーコンテスト「Triumph Inspiration Award 2009」の日本大会が5/25に新宿の文化服装学院にて開催された。
今回の日本大会に登場したのは、応募総数740点から勝ち残ったいずれ劣らぬ10点。審査本番では、“見返り美人”や“大漁祈願”、“ジャンヌ・ダルク”や“鶴”などをイメージした個性豊かなランジェリーの数々が観客を魅了した。
そんな“ギリギリの戦い”を勝ち抜き見事優勝を果たしたのは、黒巣幸乃さん(文化服装学院アパレルデザイン科3年)の作品「芽が出るインナー」。キャベツをイメージした新鮮な緑が印象的で、途絶えることなく若い芽が次々に出るようなフォルムが目に焼きついてしまう作品だ。
優勝したことを信じられないという表情の黒巣さんは「商品化されたら、夢を持った若い人に着こなして欲しい」と緊張気味に語った。
日本代表となった「芽が出るインナー」は、9/23(水)にミラノで開催される「Triumph Inspiration Award 2009」の世界大会に日本代表として参加し、来年には商品化もされる予定だ。ちなみに、昨年度の日本代表「Under Skin(アンダースキン)」は見事世界一に輝き、商品化もされ8/6(木)に発売されるという。
感性豊かな若い才能が生み出した、日本発の斬新なランジェリーの活躍に期待したい!【東京ウォーカー】