9月12日(土)から全国公開される映画「天空の蜂」の完成を記念して、主演の江口洋介と堤幸彦監督が8月31日(月)、ソラリアプラザ1階のゼファに登場した。江口と堤監督が舞台に登場すると、会場は大きな歓声と熱気に包まれた。
同作品は、東野圭吾が発表したサスペンス小説が原作。史上最悪の原爆テロ事件と、それに立ち向かう人々の8時間の攻防を描く。江口は、物語のキーとなる超巨大ヘリコプター「ビッグB」を開発したヘリ設計士の湯原を演じた。映像化不可能と言われた「天空の蜂」だったが、スタッフや出演者を含めたチーム全員が一丸となって乗り越え「究極のエンターテインメント作品が作れた」と二人は話す。
お互いの印象について堤監督は、「今回初めてご一緒したのですが、すごく話しやすくて、気さくでフランク。空中400mの高さでトムクルーズばりのアクションをこなす江口さんを、ぜひ見てほしい」と語った。一方、江口は、「堤監督はワンテイクしか撮らないので、現場の緊張感がすごいんです」とコメント。
また、会場には、劇中に登場する日本最大のヘリコプター「ビッグB」の模型(約10分の1モデル)を制作した九州大学芸術工学部とヒューマンアカデミー那覇校の生徒4人が登場。全長約4mの模型を目の前にした江口は、その巧妙な出来上がりに感激し、生徒一人一人と握手を交わした。堤監督は「もっと早く出来上がっていたら、これを劇中に使えたのに…」とコメントして会場を沸かせた。
模型は、ソラリアプラザ1階にて9月17日(木)まで展示されている。映画鑑賞後、余韻にひたりながら「ビッグB」を見に行こう!【福岡ウォーカー】