バリアフリーをテーマにした入場無料のファッションショー「バリコレ」が、9月12日(土)にグランフロント大阪で行われる。これは、NHK大阪放送局の放送開始90周年を記念したもので、毎週日曜日の夜7時からEテレで放送されている「バリバラ」という番組の特別企画として開催される。
「バリバラ」とは、恋愛や仕事など、これまでタブー視されてきたハンディキャップの方々の、性やお笑いのジャンルにも果敢に切り込み、本気でバリアフリーな社会を目指す番組だ。
今回のショーでは、誰もが「乗ってみたい!」と羨ましがるような「車いす一体化ファッション」など、全国から集まったデザインチームが、レインファッションやウェディングなど、さまざまなテーマでバリアフリー作品を発表する。モデルには、身体的や知的ハンディキャップを持つ人々が登場。ほかに、この企画の発案者でもある、はるな愛さんがデザイナーとして、また押切もえさんがモデルとして参加予定だ。ショーの最後には「バリコレ大賞」も発表される。「ハンディキャップ」が個性としてカッコよく愛らしく、これまでの概念を打ち壊す「超バリアフリー」で斬新なファッションショーとなる予定だ。ショーは11時~18時まで開催され、誰でも自由に観覧できるが、入場者多数の場合は入場制限を行う場合もあるので注意しよう。
また同時に「切断ヴィーナス」などの写真展や、Tシャツデザイン体験などのワークショップも開催される(整理券が必要で、当日11時より配布予定)。さらに、9月11日(金)の夜、大阪・北浜にある「FOLK old book store」で、バリコレ前夜祭の「多様性(ダイバーシティ)とはなんだろう?」というバリアフリートークショウも開催予定。こちらの詳細は、公式HPをチェックしよう。
なお、当イベントは、10月4日(日)と11日(日)の両日とも午後7時~午後7時30分に、Eテレで放送される予定だ。
【文=関西ウォーカー編集部】