カプコンが本気!iPhone向け「バイオハザード」の実力

東京ウォーカー

全世界で10億ダウンロードを突破し、着々と市場規模を拡大するiPhone/iPod Touch向けのゲームアプリを配信する「App Store」。世界規模のヒット作を生み出せる可能性に着目し、コナミやスクウェア・エニックスなどの大手ゲームメーカーも続々と参戦中だ。

そんな中、「モンスターハンター」などで人気のカプコンがついにiPhone/iPod Touch向けゲームに本腰を入れた。その第1弾として5/12から登場しているのが、「バイオハザード ディジェネレーション」(800円)。09年3/31時点で全世界4000万本以上の売上を誇る人気シリーズ初のフルCG長編ムービーの世界観を、オリジナルストーリーで展開するフル3Dゲームとして体験できる。

一番の特徴は、なんといっても操作性だ。本体をシェイクしての「弾の装填」や「掴んでくる敵からの脱出」をはじめ、タッチパネルによるアクションボタンなど、iPhone/iPod Touchならではの遊び方が楽しめるのだ。

「1000円に近い価格帯で、初日にAppStore(日本)の有料アプリランキングで1位を獲得した初のアプリです。他地域のAppStoreでも上位にランクされております。各メディアのゲームに対するレビューは高評価を頂くと同時にユーザーからも非常に好評で、AppStore内のユーザー評価は星5つ中、平均星4.5を貰っております」(カプコン広報)。

発売から約1か月経過した5/27現在でも「App Store」内の有料アプリケーションランキングで3位をキープ。実際にユーザーからの評価は最高評価が160件を越え、カスタマーレビューにも「マジで面白かった」「さすがカプコン!」「ミニゲームではなく、本格的なバイオハザード」などの形で絶賛の声が多数寄せられている。

iPhoneの本体料金が実質0円になるソフトバンクのキャンペーンが9月まで延長されるなど、今なお熱い視線を浴びるiPhone。iPod TouchもGfKマーケティングの08年度のデジタルポータブルオーディオの満足度調査でiPod shuffleに次ぐ2位に入るなど、顧客満足度が高いという。

「バイオハザード」のみならずコナミの「メタルギアソリッド」など、各メーカーが「App Store」向けに看板タイトルを投入し始めた事実は、ゲーム業界の将来にも影響を与えることが予測されえる。ますます盛り上がりを見せるiPhone/iPod touch向けのゲームアプリの今後に、大いに注目したい!【東京ウォーカー】

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