大阪のソウルフード「粉もん」をおいしく食べるために欠かせないのがとろりと濃いソースだが、ソースの味ばかりでは本来のおいしさは味わえない。そこに「だし」を突っ込んだ、通称「だしツッコミ!」こそが旨さの秘密だ。
日本コナモン協会ではこの「だしツッコミ!」された醤油、ソース、マヨネーズの3点を「道頓堀トリオ」として9月15日(火)から発売。それに合わせ同日午前、海外からの観光客でにぎわう道頓堀の「なにわ名物 いちびり庵」前で発表会と試食会が行われた。
発売されたのは「道頓堀お好み醤油」「道頓堀 極ソース」「道頓堀だしマヨ」の3点。いずれも日本コナモン協会と大阪の粉もんの人気店、メーカーが共同で開発したもの。
ヤマサと共同開発した「道頓堀お好み醤油」はとろりとした醤油。お好み焼はもちろん、焼うどんや野菜炒めなど様々な料理に合わせることができ、奥に潜むショウガとダシの味わいが、素材を引き立てる。「道頓堀ソース極」はおたふくソースとの共同開発。クミンとだしがアクセントになり、いつもの焼きそばがプレミアムに変身する。キユーピーと共同開発した「だしマヨ」はかつお節のかつお節の香りがきいた和テイストのマヨネーズで、お好み焼きやたこ焼きはもちろん、野菜などに使ってもよさそう。
この「道頓堀トリオ」は観光客や海外からの旅行者向けに大阪みやげとして「なにわ名物 いちびり庵」で販売される。発表会に臨んだ日本コナモン協会の熊谷真菜会長は「大阪を出るときにはぜひ持っていってほしい」とアピールした。
また、現在発売中の関西ウォーカーの綴じ込み付録「粉もんウォーカー」では、「道頓堀トリオ」を使った大阪の粉もんの名店考案のメニューが多数掲載されている。「粉もんウォーカー」を手に、ぜひ「道頓堀トリオ」を味わいに行こう。