フォルクスワーゲンは、7人乗りの大型ミニバン「Sharan(シャラン)」を4年ぶりにモデルチェンジし、9月15日から発売した。
今回のモデルチェンジでは、従来の「TSI Comfortline」(394万円)と「TSI Highline」(463万円)に加え、これらのモデルよりも手ごろな価格のエントリーモデル「TSI Trendline」(360万円)を新たに設定。より多くの人に“身近な輸入ミニバン”を提案するため、ラインアップを拡充した。
機能面では安全性をさらに強化。先行車との衝突の危険を警告する「プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”」、衝突などの際にシステムが自動的にブレーキをかける「ポストコリジョンブレーキシステム」を全車に標準装備した。
さらにHighlineには、フォルクスワーゲンでは初となる後席一体型チャイルドシート「インテグレーテッドチャイルドシート」をオプションで設定。2列目左右のシートに内蔵した座面を起こし、専用のヘッドレストを装着するだけで簡単に使える。
また、1.4L TSI エンジン(ツインチャージャー)も強化。最大トルクが240Nmから250Nmに向上する一方、燃費性能(JC08モード)は13.5km/リットルから15.0km/リットル(JC08モード)に上がり、取得税60％、重量税50％のエコカー減税率が適用される。
新型Sharanは、大切な家族や大人数が乗るミニバンだからこそ必要な安全性、快適性、走行性能を一段と高めたという。お出かけが多い人にぜひおすすめしたいミニバンだ。【東京ウォーカー】