栄養豊富な自然薯料理が楽しめる店が大阪駅にオープン

関西ウォーカー

自然薯(じねんじょ)山芋専門店「麦とろ自然生物語(じねんじょうものがたり)」が、大阪ステーションシティ サウスゲートビルディング(大阪市北区)16階にある「うまいものプラザ」内に9月16日(水)オープンした。

自然薯とは、豊富な栄養を含み、滋養強壮、また美容にも効果があると言われている、日本原産のヤマノイモのこと。同店は、この自然薯づくしの料理を提供する東京の人気店「自然生村(じねんじょうむら)」の直営ダイニングで、このお店が関西初出店となる。

オープン前日の15日にメディア向けの内覧会が開催され、関西ウォーカー編集部も潜入! 内覧会で出されたオススメの2品を試食してきた。

まず外せない「すりおろし生とろ(490円・税別)」。一番栄養を豊富に含む皮ごとすりおろしているので、あますところなくその栄養を摂取でき、素材の味を楽しむことができる。また、自然薯独特のモチモチ感や粘りも味わうこともできる。粘りが非常に強いので、そのまま箸で切って食べられる。この粘りは体感しないとわからない! お皿に添えられた広島・蒲刈産の塩と、信州・安曇野産のわさびで味わおう。なお、わさびは醤油と絡めて頂くのだが、辛味が強いので、少しづつ漬けるのがオススメだ。

もう1つの必食メニューは「すりおろし自然生とろろ鍋(1人前1,650円・税別)」。「和牛のプリプリホルモンとろろ鍋」や「まぐろトロ入り自家製つくねとろろ鍋」など4種類の鍋が用意されている(時期により変動あり)。この鍋は、すりおろした自然薯を表面全体にかけて出来上がる。鍋に入った自然薯は粘り気がへり、なめらかな食感に変化。出汁と自然薯が絡まっているので、最後のスープ1滴まで飲み干せそう。鍋のシメには、オプションでご飯と卵を入れてアツアツとろとろの自然薯の雑炊が楽しめる。

ほかにも、「芋の実むかご塩ゆで(450円・税別)」など、さまざまな自然薯づくし料理が用意。何を頼んでいいかわからない人は、上の2品に、メニューにある「人気ベスト11」から選んでみよう。また、単品で頼むよりもお得なコース(税込3,500円~)も準備されているので、こちらもチェック。ランチタイムは特段設けていないが、自然薯とろろ付の山芋更科そば(880円・税抜)など、手軽に自然薯を味わえるメニューも豊富なので、ランチ利用にもオススメだ。

【取材・文=関西ウォーカー編集部】

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