夏期開園がスタートし、今シーズンもたくさんの人でにぎわっている旭山動物園。5〜6月は鳥たちの繁殖期で、園内各所の鳥舎でふ化ラッシュが始まっている。
スタートを切ったのは天然記念物であり絶滅危惧種に指定されているオオワシ。3/26に人工ふ化した1羽と、自然ふ化した3羽で、ことしは4羽のヒナが誕生。自然ふ化のヒナたちはすでに親鳥と一緒に生活しているので、そろそろ羽ばたきの練習をし始めるほど成長しているかも。
その後4/6に4羽のワシミミズクが、5/3〜4にかけてニワトリのポーリッシュのヒナ6羽が次々と誕生し、かわいい姿を見せている。メス・オス交互に抱卵しているタンチョウも6月初旬にふ化予定だ。
さらにこれからの季節は水鳥たちが飛び回る「ととりの村」がヒナ誕生のシーズンに突入! 現在わかっているのはコブハクチョウの抱卵で、ふ化予定は6月中旬。6月末までにはいろいろな親鳥がたくさんのヒナを引き連れて水面をスイスイと移動する、夏ならではの愛らしい姿が見られるかもしれない。【詳細は北海道ウォーカー5/26発売号に掲載】
※写真は撮影当時のもので、現在は成長しています