雨ニモマケズ… “廃墟に鎮座する大仏”を発見!

北海道ウォーカー

奈良や鎌倉など、全国に有名な大仏は数あれど、北海道・室蘭市にある大仏はかなり異彩を放っている。

大仏様がいるのは、なんと、廃墟ビルの屋上! 白鳥湾展望台(室蘭市崎守町)の横にある、旧ドライブイン「大仏亭」の屋上から、行き交う車を見下ろすように鎮座しているのだ。

この「大仏亭」、今は廃墟となっているドライブインなのだが、ウワサによると、オーナーさんが「大仏のあるドライブインを建てるべし」という神のお告げ(?)をいただいて建造(建立?)したのだとか。

残念ながら店は閉店してしまったが、鉄製の大仏様は、今日も潮風に耐えながら、ひたすら座禅を組み続けているというわけ。しかも、この大仏以外にも、建物の周囲には、日蓮大聖人像や子授観音菩薩像などの仏像が点在し、さながら“宗教テーマパーク”のようになっているからますます驚きだ。

道のカーブに差し掛かると突然現れる「廃墟の大仏」。そのシュールさは、一見の価値あり。ちなみに、このスポットは廃墟となっているので、敷地内の立ち入りは禁止。もちろん無料で見られるので、ドライブがてら、“珍百景”を楽しんでみては? 行き方は、JR室蘭駅より、道道699号、国道37号を伊達市方面へ。車で15分だ。 【詳細は北海道ウォーカー5/26発売号に掲載】

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