北海道の蘭越町にちょっと風変わりな博物館があるという。その名も「貝の館」(入館料300円/大人)。約1500種、5000点にも及ぶ世界各国の貝を集めた、超レアな博物館だ。
なんともマニアックな博物館だが、目玉はなんといっても、館内に入るといきなりお出迎えしてくれる「チョッカクガイ」の復元模型。見た目は、イカそっくりなのだが、れっきとした貝で、約5億年前の海に生息していた「オウムガイ」の祖先なのだとか。
この「チョッカクガイ」の復元模型、なんと全長5mという超巨大サイズ。本当にこんな大きさだったかどうかは別として、そのリアルさは強烈! 足の部分のウネウネした造形や目玉、表面の模様の具合が、とにかく本物っぽいのだ。
ほかにも、重さ194kg、全長約105cmもある巨大な「オオジャコガイ」や、「世界五名宝」「日本三名宝」と呼ばれる「タカラガイ」など、世界的にも貴重な貝コレクションがそろう「貝の館」。貝マニアはもちろんのこと、そうでない人も一度行けばハマってしまう可能性大の、隠れた名スポットだ。 【詳細は北海道ウォーカー5/26発売号に掲載】