一夜限り!博多の街一帯に幻想的な灯明アートが出現

九州ウォーカー

旧博多部一帯(福岡市博多区)で10月17日(土)に「第21回博多灯明ウォッチング2015」が開催される。

博多の夜の街に計4万個を超える灯明が灯される。名所や旧跡、細い路地などを照らし出す灯明の幽玄な景色を楽しもう


同イベントは、御供所、冷泉、大浜、奈良屋といった歴史ある地区を中心に、名所や旧跡などを幻想的な灯明(とうみょう)の灯りで照らし出す、博多の秋の風物詩。かつて、博多の神社や寺に灯明を並べ、家内安全を祈願した千灯明を現代風にアレンジした催しだ。広い敷地を生かした灯明の地上絵や、寺社や細い路地を照らし出す幻想的な灯りなど、さまざまな灯明アートが街のあちこちで見られる。

【写真を見る】灯明の点灯時間は3時間。全てを見て回るのは難しいので、あらかじめ見たいエリアをチェックしておこう!


メイン会場となる旧博多部の他に、JR博多シティや博多リバレインモールなどでも開催される。会場ごとにテーマを決めて展開され、JR博多駅から博多埠頭周辺まで博多の街一帯がロウソクの優しい灯りに包まれる。

御供所地区の通り沿いに並ぶ灯明。ゆらゆらと揺らぐロウソクの灯りは、見る人をほっと優しい気持ちにさせてくれる


また、東日本大震災の復興支援として「あかりのわ」プロジェクトも実施する。各会場では、ペーパーランタンによる被災地へのメッセージキャンドルの作成(有料)や、ロウソクイベントの開催(支援金制度)なども行われる。秋の夜長、幻想的な明かりを眺めながら、博多の街を散歩してみよう。【福岡ウォーカー】

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