部屋にはゴミの入った袋で埋め尽くされ、キッチンには汚れた食器類が山積みに。足の踏み場もない部屋で平然と暮らす“片づけられない女”。キレイ好きの記者としては、背筋がゾクッとしてしまうのだが、これに関しておもしろアンケート結果が発表された。
5/30(ゴミゼロ)の「そうじの日」に関連してビルメンテナンス企業「株式会社東和総合サービス」が、20〜60代の男女400名に実施した「そうじに関するアンケート」調査によると、片付けができない女性に、実に4割の人が共感を抱いているという。
内容を見てみると「“片づけられない女”を見てどう思うか」という質問に対し、「気持はわかる」と答えた人が30.3%と最も多い答えとなったのだ。さらに「自分も片づけられない」と答えた人が11.3%で、両者を合わせると43.3%。4割を超える人が共感を覚えていることになるわけだ。逆に「嫌悪感を覚える」と答えた人は15.8%と少ない。
さらに「自分の部屋の汚れがどの程度まで許せるか」という質問に対しては「多少汚くても気にしない」という人が77.5%にもののぼる。多少、というのがどの程度の状態を指すのか微妙だが、記者の周囲にも「引っ越しをして1年経つがまだ掃除機を買っていない」という女性や「引っ越して3年経ってもほどいていない段ボールが積み上げられている」という男性がいた。“日本人はきれい好き”というのはもう、過去のことになってしまったようだ。
ちなみに「部屋を片づけてあげたくなる有名人は?」という質問の1位は、ビヨンセのモノマネで知られる渡辺直美。2位は森三中の黒沢、3位がオードリー・春日という結果に。上位を占めた2人の女性、渡辺と黒沢は過去に自宅をテレビ番組で公開し、そのインパクトが強かったようだ。これが日本人女性の定番にならないことを祈りたい。【東京ウォーカー】