10月1日(木)から、ソラシドエアでは、宮崎県都城市とのコラボ航空機「肉と焼酎のふるさと 都城(みやこのじょう)号」の運行を開始した。
同日、宮崎空港内で就航記念式典が開催され、都城市の池田宜永(いけだたかひさ)市長、機体のデザインになった都城市PR部長「ぼんちくん」の生みの親である、みやこのジョー氏らが駆け付けた。
都城市は、牛肉・豚肉・鶏肉の生産高が市町村別で日本一な!焼酎の「黒霧島」などで有名な霧島酒造が都城市にあり、“日本一の肉と酒”を掲げ、PR活動を行っている。
今回のソラシドエアとの「空恋プロジェクト」は、地域振興を目的として、1年間にわたって地域と共同でPR活動を行なうもの。今回はPRキャラクターの「ぼんちくん」が、機体デザインのほか、機内の椅子のヘッドレスカバー、客室乗務員のエプロンにも登場する。
また、この日はデザイン機体の初フライトに市長も乗り込み、東京・羽田空港へと向かった。
羽田空港内では都城市のPRイベントを開催。参加者無料で、くじ引きによるプレゼント企画や、新たにPR大使として任命された、タレントの猫ひろしも登場し、イベントを盛り上げた。
都城市とは、猫ひろしが深夜テレビなどに出始める前後から、「都城盆地まつり」に出演してからの縁。今回は「みやこんじょ大使」として、「今はカンボジア国籍で、都城からも、日本からも関係性が乏しくなっているが、いろんな人に知ってもらえるようにがんばりたい。カンボジア中にも広めていきたい」とコメントした。
他にも、羽田空港から新橋を結ぶ東京モノレールの1編成(6両)に、都城市をPRする中吊りポスターが登場。都心から羽田空港へ、そして東京から宮崎へと結ぶラインで、地元の特産品をアピールしている。【福岡ウォーカー】