“和の色”充実!三菱鉛筆「240色の色えんぴつ」の中身

東京ウォーカー

10万セットが売れた「500色の色えんぴつ」など、最近“多色色えんぴつ”が話題だが、今回、三菱鉛筆から発売される多色色えんぴつは、かなり豪華だ。

「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」と名付けられたこの色えんぴつは240色で、お値段はなんと5万2500円! 一見高価なお値段に目が行きがちだが、実はこの色えんぴつ、“240色”の色選定がスゴい! なんと、世界のどこにもないバリエーションだというのだ。

「『生壁色』や『苔色』など日本の伝統色を33色採用した、かなり“和”を意識した色彩になっているんです」とは、三菱鉛筆の飯野さん。「この商品はuni50周年を記念して企画されたんですが、uni発売当初(昭和33年)の日本のものづくりのすばらしさを伝えられればと思い、日本を意識した色を選びました。“和”の色が充実したことで、日本的なモチーフを描くことにも適していると思います」

日本の伝統色を取り入れたことで、世界に類を見ない240色ラインナップが完成したというこの色えんぴつ。なんでも、“色名”でも和をかなり意識したのだとか。

「色鉛筆の色名をつける際には、決まった規則がないので、マゼンダやモスグリーン、ローズ等の慣用名や伝統的なものの色名を選んでいますが、中でも、日本の伝統色は、あえて英訳せず、音の響きを大切にした表記にしています」(同・飯野さん)

たしかに「広重」(青〜紫系)や、「路考茶」(黄〜緑系)と聞くと、古きよき時代の空気まで感じられるから、なんだか不思議…。

シリアルナンバー付きの木製ケースに収められ、240色が5段の引き出しへグラデーションとなるようにセットされている「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」は、全国の「uni COLOR 240 LIMITED EDITION」取扱文具店で先行予約を受付中だ。詳細は、専用ページ(http://240c.jp/240c/)をチェックしてみて。ちなみに、限定5000セットなので、気になる人は早めにどうぞ! 【東京ウォーカー】

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