伝統ある京都精華大の講演会に塚本晋也らが登場!

関西ウォーカー

1968年の開学から時代を彩るさまざまなジャンルのゲストを招き、“生の声”を社会に発信してきた京都精華大学(京都市左京区)の「アセンブリーアワー講演会」の後期ゲストが決定。10月29日(木)から4回に渡って、同大学で開催する。

2015年後期の講演会には、個性豊かなゲストの参加が決定した


10月29日(木)の講演は、アーティストやデザイナーとして活動する山下陽光の、バイトやめて自活する方法を考える「バイトやめる学校」。11月5日(木)は、映画監督の塚本晋也の、自ら製作した最新作「野火」を通し、今思うことについて語る「『野火』、戦争、映画のこと」。11月19日(木)は、テレビなどでおなじみのイラストレーター、みうらじゅんの誰も気づかなかったところに注目し、隙間をキーワードにメッセージを送る「隙間は必ずどこかにある」。

さらに、2016年1月(予定)には映画作家の想田和弘が、最新作「牡蠣工場」での経験にも触れながら、混沌とした現代でどのように情報を分析し決断すべきかを語る「世界を観察する方法」を講演する。

同大学内の「友愛館Agora」が会場となり、いずれの講演会も開催時間は16時20分~17時50分。先着順で、申し込みや参加費も不要なので、気軽に足を運んでみよう。【関西ウォーカー】

■ゲストプロフィール

<山下陽光(ひかる)>ファッションリメイクブランド「途中でやめる」のオーナー兼デザイナーで、パフォーマンスグループ「トリオフォー」のメンバー。ファッションの枠に収まらず、幅広い分野で活躍中

<塚本晋也>1989年「鉄男」で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。最新作の「野火」は第71回ヴェネツィア国際映画祭メインコンペティション部門に正式出品

<みうらじゅん>武蔵野美術大学在学中に月刊漫画ガロで漫画家デビュー。独特の世界観が人気を呼び、イラストレーター、作家、ミュージシャン、ラジオパーソナリティーなど多彩な分野で才能を発揮

<想田和弘>NHKなどのドキュメンタリー番組を手がけた後、台本やナレーションを使わないドキュメンタリーの手法「観察映画」を提唱。2016年2月に新作「牡蠣工場」が公開予定

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