スウェーデンの大手アパレルブランド「H&M」の日本初出店で話題の「GINZA gCUBE(ギンザ ジーキューブ)」(東京都中央区)が、9/13(土)にオープンする。これにさきがけ9/11、報道関係者に施設内が公開された。
「H&M」含め、地下1階〜地上12階に飲食店など8店舗が入店する。開発を担当した三井不動産によると、想定ターゲットは「年齢や性別、また国籍も問わず、銀座で“新しいもの”を求める人」。日本の一等地である銀座、さらにその中央通りに面した立地ながら、カジュアルな雰囲気を重視し入りやすさを心がけたという。また、急増する訪日観光客向けに、英・中・韓国語のフロアガイドやサインボードの作成、コールセンターの設置やホームページでの対応を予定している。
もっとも注目を浴びていたのは、やはり「H&M銀座店」。地下1階はシックな雰囲気のメンズフロア、1〜3階がレディスフロアとなる。ストアマネージャー・南浦賢一さんによると「レディスのフロアコンセプトは、1・2階が“トレンド&エブリデイ”、3階が“トレンド&アーバンベーシック&モダンクラシック”。スーツやジャケットなど、OLの仕事着はおもに3階に集まる予定」とのこと。日本市場については、「今後SCなどへの出店も含めて、ドイツやアメリカのように拡大していくと考えられます」。11月の原宿店、来年秋の渋谷店以降の出店計画にも注目したい。【東京ウォーカー/高柳舞】