【開国博通信extra】Y150「たねまる炒飯」を食べてきた!

横浜ウォーカー

6/2の開港祭はかなり盛り上がりましたが、開国博&開国博フェアはベイサイドエリアだけで行われているわけではありません。今回は横浜駅徒歩すぐの「横浜エクセルホテル東急」内「中国料理 孔雀庁」のY150メニュー、その名も「たねまる炒飯」を食べにいってきましたので、そのもようをご報告。

開国博開催日の4/28から発売され、ご存知の方も多いと思われる「たねまる炒飯」。その誕生秘話を「孔雀庁」店長の雨宮大介さん、調理チーフの佐野和徳さんにうかがいました。

「会場のメインは新港エリアですが、横浜エクセルホテル東急でも何かをやろうという話になりました。ただ、開催まであと半年もある状態で、いったいどのようなイベントになるのかがまだよくわからず。『何かやらなきゃ、何か…』と考えてはみたものの具体的なアイデアが出てこない。困ったなぁと思いながら『横浜開港150周年記念企画を考える店長会議』でたねまるをイタズラ書きしてたんです。それをじーっと見ていたら『これはメニューにできるのでは!』とひらめきまして」(雨宮さん)

「店長から『これでちょっと作れるかな?』と落書きを渡されて、最初はどうしようかと。いろんな食材で試作してみたんですが、なかなか似せられなかったんですよ」(佐野さん)

ただ、ボディの部分はすんなりと「炒飯+エビチリ」に決まったのだそう。

「ランチバイキングに来る常連さんが、裏ワザ的にチャーハンの上にエビチリをかけて食べていたんです。それを見ていたスタッフが、この組み合わせはおいしいし、色味も合うしでちょうどいいんじゃないか、と」(雨宮さん)

しかし、そのほかのディテールが難しかった。

「やっぱり顔が似なければまずいなと思いまして。だんだん近づいていったんですが、一番ニュアンスが大事な黒目が、何を使ってみてもはまらない。どうしようかなと思いながら、スーパーに買物に行った時に、ある食材を見て『パパ、お目々がいっぱい』って」(佐野さん)

夏帆ちゃん(3歳)が指差したそれは、なんとシメジ。つまりたねまる炒飯は店長さんと料理長さん&お嬢さんのチームワークがあってはじめて完成したといえるでしょう。ご自宅でチャレンジしたい方に食材を公開しますと「全体→卵チャーハン、赤い胴体部分→エビチリソース、足→エビ蒸し餃子、船の縁→マコモダケ、手→ウズラのゆで卵、白目→ゆで卵の白身、黒目→シメジの頭、頭の葉っぱ部→インゲンとスナックえんどう」。なお、卵チャーハンの中には、特製チャーシューも隠れています。ご飯の量は250gとボリューム大ですが、お一人で注文して完食する人も多いのだとか。

「ほとんどの方が、お召し上がりになる前にカメラで撮ってらっしゃいますね。そういった形で楽しんでいただけて、本当にうれしく思います」と、お二人が口をそろえておっしゃっていたのが印象的でした。この「Y150菜単(さいたん)」、オーダーは終日OKで、ほかに開港150周年にかけた巨大点心150mmの「Y150餃子」や、過去と未来、二種の具が楽しめる「Y150春巻き」(各1個¥600)があり、それぞれどちらも「たねまる炒飯」と組み合わせた「たねまるセット」にすると計2300円とお得に。3種すべてが食べられる「たねまるメガセット」は計¥3059になるところが¥2800とさらにお得! 「横浜ウォーカーチャンネル」(http://www.youtube.com/user/YokohamaWalkerCH)に「たねまる炒飯の作り方」をアップしましたので、こちらもぜひご覧ください。

また、1階カクテルラウンジでは顔の部分が塩キャラメルムースでできた「たねまるケーキ」¥700(ケーキセット¥1500)を1日10個限定で発売中(テイクアウトも可。¥600、11:30〜なくなり次第終了)。すべて開国博が終わる9/27(日)まで注文可。かわいくておいしい「たねまる」たちに会いに来てね!【横浜ウォーカー】

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