ロータリーエンジン復活!マツダRX-VISION公開

東京ウォーカー(全国版)

第44回東京モーターショー2015において、マツダがコンセプトモデル「Mazda RX-VISION(マツダ・アールエックス・ビジョン)」を、世界初公開した。

世界初公開されたコンセプトカーRX-VISION


このクルマは、同社の“飽くなき挑戦”を象徴するマツダロータリーエンジン(RE)を搭載したスポーツカー。“魂動(こどう)-Soul of Motion”というデザインテーマに基づき、同社が考えるも最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代REのSKYACTIV-R(スカイアクティブ・アール)を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したという。

独特の構造であるREはマツダが長年開発に取り組み、クルマにおいては同社のみが実用化に成功。出力、燃費、耐久性などの性能向上に長年取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでRE車を駆って総合優勝するなど、数々の実績をあげたREは、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっている。

現在はRE車の生産は行われていないものの、その研究、開発は継続されており、同社とは切っても切れない関係となっている。

東京モーターショーの一般公開は10月30日(金)から。訪れた際には、そんなマツダの想いとともに、技術を結集したMazda RX-VISIONを見てもらいたい。【東京ウォーカー】

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