10月30日（金）、大阪・心斎橋筋にアディダスの新業態店舗「アディダス ブランドコアストア 大阪」がオープンする。同店舗はスポーツからファッションまで幅広いアディダス商品をそろえた店舗。同店はアディダスが世界で展開する「ホームコート」をコンセプトにした店舗で、スポーツスピリットを体感できるとしている。
デジタルサービスを利用したシューズ選びやスタジアムを思わせるアリーナ形式の内装、バスケットコートをイメージしたフロア、ロッカールームと呼ばれるフィッティングルームなど、随所に独自の工夫を取り入れ、まるでスタジアムにいるようなエキサイティングな店づくりがされている。
オープンに先立ち、10月28日（水）には記念イベントを開催。第1部では、プロサッカー選手でガンバ大阪所属の宇佐美貴史、同じくガンバ大阪所属の今野泰幸、プロボクサーの井岡一翔選手の3人が船に乗って道頓堀川に登場、詰めかけた観衆にサインボールをプレゼントするパフォーマンスも。
第2部では新店舗内でサッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督と井岡選手をゲストに、新店舗披露セレモニーとトークセッションが行われた。同店では試着室をスタジアムになぞらえ「ロッカールーム」と呼ぶが、試合前のロッカールームの過ごし方について尋ねられた井岡選手は「自分自身が奮い立つ場所。集中を高める大切な場所」と回答。またハリルホジッチ監督は「（ロッカールームで）励ましあい、お互いに触れあったり、肩を組んだり、叫んだりしている。一致団結するための時間」と語った。
また11月12日には日本代表のシンガポール戦が行われるが、その際には新しい代表ユニフォームが披露されることも明かし、「期待できる」と監督は語った。
【取材・文＝ライター鳴川和代】