ロールケーキでまちおこしを目指す“研究会”って?

東京ウォーカー

6/6は、「ロールケーキの日」だという。初耳の人も多いと思うが、日本記念日協会に登録・制定された、れっきとした記念日なのだ。

登録したのは、「小倉ロールケーキ研究会」で、“ロールケーキを通してまちおこしを”をスローガンに活動する、北九州・小倉にある団体なのだとか。ロールケーキとまちおこし…? いや、そもそもなぜ小倉? 気になる疑問を、“研究会”にぶつけてみた。

「鎖国時代、貿易港だった長崎に砂糖が輸入された関係で、長崎のカステラをはじめ、九州にはスイーツの名産がもともと多いんです」とは、「小倉ロールケーキ研究会」の担当者。「小倉では、昔ながらの味や斬新なアイデアのつまったロールケーキがたくさんあるんです。バラエティ豊かなロールケーキを通して、小倉の街の活性化につながればと思って研究会が生まれました」

なんでも、たけのこの入った「小倉たけのこロール」や、おもちを巻いた「ついたっちゃ」など、変わり種ロールケーキも多いのだとか。ところで気になるその活動内容とは…?

「ロールケーキの食べ比べや、それをもとにおいしいロールケーキの冊子を作ったりしています。また『こんなケーキあったらいい』を実現するプロジェクトや、イベントなんかもやっていますよ。『ロールケーキ列車』と名付けた、列車の中で食べ比べしたこともあります(笑)」(同担当者)

なんともほほえましい活動だが、彼らのおかげで、小倉の数あるおいしいロールケーキが続々と全国に知られているのもまた事実。なんでも皆さん、ボランティアで活動しているとのこと。いやはや、頭が下がります…。

一方、東京の目黒区にある「自由が丘スイーツフォレスト」では、「小倉ロールケーキ研究会」とコラボした「ロールケーキ・フェスタ」を6/28(日)まで開催しており、小倉の有名カフェ「和カフェ〜wabisabiyori〜和日茶日和」が、今回のために東京に初進出&期間限定出店するのだとか。こだわりの「太陽卵」を使った、自然の甘味たっぷりの“和ロールケーキ”が、6/6、7(日)、13(土)、14(日)に食べられるという。

ほかにも、スイーツフォレスト自慢の各店パティシエたちがつくった個性派ロールケーキが続々登場! 小倉発&自由が丘発のロールケーキをこのチャンスに堪能してみては? 【東京ウォーカー/安藤真梨】

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