日産自動車は11月10日(火)、「日産リーフ」(280万3680円～)をマイナーチェンジし、12月24日(木)から全国で販売すると発表した。
100％電気自動車「日産リーフ」は、2010年の発売開始以降、現在までに累計で約20万台が販売された、同社の軽自動車の中でも指折りの人気車種。走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車として高い評価を得ている。
今回のマイナーチェンジでは、大容量30kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載したモデルを追加した。新開発の30kWh駆動用バッテリーは、大容量の新材料を使用することにより、従来のバッテリーパックサイズを維持しながら、リチウムイオンの高充填化と、バッテリーの内部抵抗の減少を実現。室内のスペースを損なうことなく、航続距離がマイナーチェンジ前の228kmから280kmへと、大幅に向上した。
また、先進安全装備「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」と「LDW(車線逸脱警報)」を全車標準装備とすることで、より高い安全性を実現するとともに、スマートフォンのように直感的に操作できるフィンガージェスチャー機能などを採用し、利便性を向上させた。
全国の充電インフラが1万5000基を超え、電気自動車の使い勝手は格段によくなっている。
加えて「日産リーフ」は国の補助金の対象になり、30kWhモデルであれば、実際にはおよそ261万円から買い求めることができる。経済的にも自然にも配慮された、注目のクルマだ！【東京ウォーカー】