スズキの軽自動車「アルト」と「アルト ラパン」が、「2016年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を初めて受賞した。
「アルト」は1979年の初代発売から、国内で累計約557万台(アルト ラパンを含む)を売り上げた、スズキの最多販売車種。スズキ車が同賞を受賞するのは、「ワゴンR」(1993年)「ワゴンR/ワゴンRスティングレー」(2008年)、「スイフト」(2005年、2010年)、「ハスラー」(2014年)に続いて、2年連続6度目となる。
受賞理由については、新設計のプラットフォームによる車体の軽量化、それに伴う操縦性や燃費の向上、コーナリングの安定性、そして、スポーティモデルのRSやファッション性の高いラパンなど、モデルバリエーションの多さが挙げられ、基本性能の高さと選択肢の多さが評価された。
新型「アルト」シリーズは、8代目となる新型「アルト」が2014年12月22日に発売。2015年3月11日には「アルト ターボRS」、6月3日には「アルト ラパン」がラインナップに追加されて、累計販売台数は約9万4000台を突破した。
発売から36年を経ても進化し続ける同車は、これからも多くの人達のカーライフを支える存在であり続けるだろう。【東京ウォーカー】