ウェスティンホテル大阪(大阪市北区)の日本料理「はなの」で、「香川県オリーブフェア」が12月15日(火)まで開催されています。オリーブ尽くしと言われる同フェア。その実態を探るべく、関西ウォーカー編集部員が実食会に参加してきました。そこで味わったオススメメニューを実食レポートします!
同フェアは、オリーブオイル以外にも、オリーブを活用したさまざまな食材を生産する香川県に、「はなの」の料理長自らが訪問。豊富な食材との出会いがあり、厳選した食材を大阪に直送。オリーブという西洋の食材と日本料理のコラボレーションが実現し、開催されたものです。
今回編集部が頂いたのはお昼の会席料理。その中でもお店の一番のオススメは、料理長自らが現地へ赴くきっかけとなった「オリーブ牛」。オリーブを加えた飼料を、出荷前の2か月以上与え育てた「オリーブ牛」は、今回しゃぶしゃぶでの提供。サシが多いので、肉が柔らかく、風味がよい。また、オリーブのおかげで、脂質があっさりとした味わいになっているそうで、何枚でも食べられます!
オリーブの香草焼きで提供される「オリーブ夢豚」もオススメの一品。オリーブのおかげで、甘みが増し、反対に脂質の脂っこさは控えめに。一口ほおばると「美味しい!」と自然と声が出てしまうほどでした。 なお、この「オリーブ夢豚」は、今年7月より出荷が開始されたばかりで、ここ「はなの」が関西初デビューなんだとか。
ほかに、先付としてオリーブの白和えが添えられたキウイフルーツに、強肴のオリーブ素麺など、オリーブ尽くしのメニューが並びます。しかし、あえてオリーブを使用していると言わなければわからないほど、主張が控えめで、ほかの食材と馴染んでいました。飽きることなく、さまざまなメニューを楽しむことができるのが、このフェアの魅力です。
提供されるコースは、会席料理では、上記で紹介した昼食のほかに夕食も用意。ほかに鉄板焼きのコースもあり、こちらは夕食のみ。なお、会席料理では、香川の漆器が使用されている一品も。料理とともに、伝統的な器にも触れ、楽しむことができます。
オリーブの多彩な展開にビックリすると同時に、もちろん美味しさも体感できる今回のフェア。期間限定なのでチェックしてみてください!
【取材・文=関西ウォーカー編集部】