関東学院大学と横浜ウォーカーがコラボレーションした公開講座「横浜学」が、12月13日(日) に開催される。今回のテーマは「横浜と橋」。
横浜市を眺めると大小さまざまな河川が流れている。ところで、川に橋が架かっていなかったら、と考えたことがあるだろうか。横浜の発展の歴史をひも解くと、“橋”というキーワードが欠かせない。横浜ベイブリッジなど全国的に有名な橋だけでなく、普段意識せず渡っている橋にまでスポットを当ててみようというのが今回の企画だ。
まず、横浜都市発展記念館の青木祐介先生に、幕末から明治にかけて横浜の市街地成立に関わってきた橋について語っていただく。続いて産業考古学会の伊東 孝先生が、大正時代の関東大震災の復興から学べる、橋梁が震災復興に果たす役割を解説。最後に、関東学院大学理工学部教授の北原武嗣先生に、最新工学から見えてきた新しい橋の課題や、今後の展望について教えてもらう120分となっている。
本講座が、受講者と横浜の町をより深く結びつける、“架け橋”となってくれることだろう。
【横浜ウォーカー】