レクサスは、グランドツーリングセダンの「GS」シリーズにマイナーチェンジを施し、11月25日に発売した。マイナーチェンジしたのは、「GS450h」(742万8000~846万3000円)、「GS350」(643万~764万8000円)、「GS300h」(615万3000~716万円)、「GS250」(551万7000~652万4000円)の4グレード。
注目の改良点は2つ。まずは、フロントマスクの刷新だ。フロント部分で、存在感を主張するレクサスの象徴であるスピンドルグリルに、エアダクト一体型のブレーキ冷却機能を盛り込んだ。元来から躍動的だったデザインに、機能性を兼ね備えたフロントマスクへと変ぼうを遂げている。
2つ目の注目ポイントは、「GS350」に新開発のV6・3.5Lエンジンを搭載したこと。低燃費と低排出ガスを実現する直噴機構D-4Sを採用し、排気量クラストップレベルの数値を叩き出している。
本格グランドツーリングセダンとして、GSシリーズが築き上げた躍動感と品格にますます磨きをかけた改良となっている。
同日、高級スポーツセダン「GS F」(1100万円)を発売した。マイナーチェンジしたGSシリーズをベースに、V8・5.0Lエンジンを搭載し、先進技術でボディ剛性を強化。レスポンスと走行性能に優れたスポーティーなモデルとなっている。
レクサスの新技術が随所に見られるGSシリーズ。ひとつ上のカーライフのために、チェックしてみては?【東京ウォーカー】