奈良県立美術館(奈良市登大路町)で「企画展 -錦絵誕生250年- 浮世絵版画 美の大世界」が12月6日(日)まで開催中。
「錦絵(にしきえ)」とは、一つの作品に、彩色用の版木を何枚も用いて刷り、美しい色彩を表現した浮世絵版画のこと。今年は、錦絵誕生から250年目の年であり、それを記念して開催される企画展。
同館が所蔵する葛飾北斎の「富嶽三十六景 江都駿河町三井見世略図」や、歌川広重「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」、また充実したコレクションで知られる大阪・和泉市久保惣記念美術館などからも作品が出展される。
観覧料は一般400円、大高生250円、中小生150円。なお、65歳以上の方や、外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と、付添いの観光ボランティアガイドの方は無料となっているので、家族みんなで、また日本の文化を紹介するために、外国の友達と行ってみては?
多彩な画題、斬新な表現の浮世絵を堪能しに、ぜひ足を運んでみよう。
【文=関西ウォーカー編集部】