編集部がグッズを徹底調査
「体の冷えは女性特有のもの」と思いがちだが、男だって寒くなれば体は冷える。手足やおなかなどが冷えると体調も崩しやすくなり、忙しくなるこの時期の働く男には大打撃。そこで、編集部が徹底的に調べた、この冬にゲットしておきたい「温まりグッズ」をシーン別で紹介。これさえあれば、家でも職場でも冷えをシャットダウン。今年はいつもの冬より、温かく過ごそう!
ウエットスーツ素材の湯たんぽ
起床時、冬の朝は起きるだけでも精一杯。急いでエアコンをつけて部屋を暖かくしても、意外と床は冷えたまま。そんなときに頼りになるのが「やわらか湯たんぽ両足タイプ」だ。特徴は、発売以来注目を集めている湯たんぽにウエットスーツ素材を用いたこと。断熱性の高さと抜群の保温力を誇り、高温の湯を入れたとしても、足を入れる部分は適温になるため、すぐに使うことができる。さらに、布団の中で使用すれば8~10時間ほど温かさが持続するため、夜寝てから朝起きた後まで使える優れものなのだ。
靴底に入れるだけで足裏ホカホカ
外出時、特につらいのが「足の冷え」。そんなときは、今年発売以降注目を集める「ボア&アルミインソール」がおすすめ。靴底に入れるだけで足の裏を温めてくれるもので、その効果の秘密は素材の違う4層構造。第1層のボア部分で汗や湿度を素早く吸収、第2層ではクッション性と通気性を保ち、第3層では活性炭配合不繊布でムレによるニオイを吸収、第4層はアルミフィルムで3層目までに温められた熱が逃げるのを防いでくれる。「温めたいがムレてしまう」という靴の中の悩みを解決したグッズだ。
ヒーター内蔵手袋で仕事効率UP
デスクワーク時、体は温まっているのに、手がかじかんでしまいうまくキーボードが打てない。そんなときには、ガジェット系好きからも注目を集める「USB指までヒーター手袋」が助けてくれる。ヒーター内蔵の手袋は、最大45度(ヒーター部) まで調整でき、スイッチ一つで手がポッカポカに。ケーブルと手袋はUSB端子で接続されていて着脱可能。トイレやとっさの外出でもパッと外せて、使い勝手もいい。たとえ残業で寝落ちしてしまったとしても、1~3時間のタイマー機能が付いているのでご安心を。
ウエスト ウォーマーで腰も温か
疲れが溜まってくる夕方時、腰は体の他の部位より筋肉の量が少ないため、なかなか温まりにくい。腰が冷えた状態のままにしておくと腰痛の原因にもなりかねない。カイロで温めることは可能だが、使いきりで長時間使用が難しいのが玉にきず。そんなときに使いたいのが無骨なビジュアルが魅力の「e-HEAT USB ウエスト ウォーマー」。専用バッテリーで最大約8時間連続の使用ができ、さらに一般的なモバイルバッテリーでも約6時間も温かさをキープできる優れものだ。立ち仕事で腰に疲れがたまりやすい人にピッタリだ。
一着で冷えから全身をガード
帰宅してから、「家では常に暖かく」したいなら、2014年の発売以降、その見た目と機能で支持を集める究極の温暖服「冬のダメ着」で決まりだ。大きな特徴は2つ。全身フリース素材で室温0℃にも耐えられるバツグンの保温性と、顔や手などを自由に開け閉めできるジッパーが付いていること。特に腰の後ろのジッパーを開けることで、ズボンを下げることなく用を足せる「着たままトイレシステム2.0」という合理的な機能も付いている。また、この「冬のダメ着」に対し、スエット素材を用いたルームウエア「ダメ着」も今年リリース。こちらは手足が出ているタイプで、「冬のダメ着」より動きやすい。どちらも一着で冷えから全身ガードできる、とっておきの温暖グッズだ。
年々増える男性向け温暖グッズ
いろいろと温暖グッズを紹介したが、うれしいことに男性用のラインアップが年々増えているらしい。「東急ハンズ 銀座店」に、昨今の温暖グッズ事情を聞いてみた。「男性向け商品ですと、今年は『腹巻き』や『インソール』が増えています。ここ数年でメーカー側も男性用の温暖グッズに注力しているように感じますね」とヘルスケア担当の上原千明さん。温暖グッズのアイテム数が多いのは10~1月。まだまだ種類は少ないというのはいなめないが、本格的に寒くなる前に、冷えに敏感な男性は雑貨店などでチェックしてみよう。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】
※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです