横浜DeNAベイスターズは12月1日に球団創設5周年を迎えた。これを記念して、「5周年企画第一弾」を発表。神奈川県内の小学校、幼稚園、保育所などに通う約72万人の子供たちにベースボールキャップをプレゼントする。この取組みは「横浜に根付き、横浜と共に歩む」という球団の思いに、神奈川県と神奈川県教育委員会が賛同したことで実現。12月中旬から冬休みまでの間に各学校等を通じて届けられる。
発表会には、黒岩祐治神奈川県知事も出席し、「県内の子供たちの運動能力が全国平均値を下回っているため、子供の時から健康寿命日本一を目指し、体力向上を図るために『子ども☆キラキラプロジェクト!!』を実施しているなか、これがスポーツをするきっかけとなれば」と語り、球団に感謝状を贈った。発表会に出席した三浦大輔選手は「このキャップをかぶって、野球だけではなく、外に出て元気に遊んでほしい」と語った。
また、球団創設時から推し進めている「コミュニティボールパーク」化構想の一つとして、横浜スタジアムをより身近で愛される球場にするために、グラウンドを無料開放する「DREAM GATE CATCHBALL(ドリーム・ゲート・キャッチボール)」の実施も発表。主催ナイトゲームの開催日の7:00~8:30には、誰でもグラウンドでキャッチボールを楽しめる。後藤武敏選手は「プロ野球選手が子供の頃の夢だった自分にとって、スタジアムでキャッチボールすることはあこがれだったので、子供たちにとっていい機会になれば」と語った。
今回の発表は“第一弾”ということで、今後の発表も期待したい。【横浜ウォーカー】