JR東京駅構内にあるレストランゾーンの北町ダイニングは2016年1月31日(日)まで、「江戸めしフェア 第2弾」を開催している。江戸時代の食をテーマに、当時の献立を現代風にアレンジした料理が楽しめるイベントだ。
今回、2015年7月から9月まで行われた第1弾で好評だった「江戸時代の寿司(3種)」などに加え、新たに4種類の“新 江戸めし”が登場。
天ぷらを味噌で味わう
いろり庵で提供するのが、「蕎麦が香る自家製江戸味噌だれの黄金ぷら」(600円)。卵の黄身をふんだんに使い、黄金色に揚がった天ぷらを、そばの実やクルミを和えた味噌だれで味わう。江戸時代、庶民の間で一般的な調味料であった味噌を付けて食べることで、当時の風情が楽しめる。
縁起物の特製天丼
華祭では、「江戸縁起3種天丼(タイ、蓮根、茄子)とミニうどん」(1000円)を販売。“おめでたい”といった鯛をはじめとした、縁起物の食材の天ぷらが乗った特製の天丼。年末年始の一品としておすすめしたい。
大石内蔵助も愛した一皿!?
オールドステションでは、「江戸甘味噌風ローストビフのカルパッチョ」(税抜780円)を提供。江戸伝統の味噌「江戸甘」を使った特製ダレにローストした牛モモ肉を一晩漬け込み、「牛肉の味噌漬け」を現代風にアレンジした。忠臣蔵の大石内蔵助は、「牛肉の味噌漬け」が好物だったといわれており、年の瀬にもおすすめのメニュー。
贅沢な煮込み豆腐
東京屋台では、「あん肝とフカヒレの江戸煮込み豆腐」(税抜850円)を用意。江戸時代、冬の味覚として好まれた、あんこうや気仙沼で加工が始まったフカヒレを使った贅沢な煮込み豆腐だ。
この機会に、当時の食文化を体験しつつ、江戸時代に思いを馳せてみてはいかが。【東京ウォーカー】