スズキ株式会社は、軽乗用車「ハスラー」について、ターボ車に、加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載するなど一部改良するとともに、専用のボディカラーを新たに採用。また、特別仕様車「J STYLEII」を設定し、12月7日より発売した。価格は107万8920円から。
今回の一部改良では、加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」をターボ車に採用。27.8km/L(燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値)：「Gターボ」・「Xターボ」・特別仕様車「J STYLEIIターボ」の2WD車)の燃費性能を実現した。またXとXターボには、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備にするとともに、全方位モニター付メモリーナビゲーションをメーカーオプション設定した。
ボディカラーは、ハスラー専用色となるポップで遊び心をくすぐる新色「アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ」と「ポジティブグリーンメタリック ブラック2トーンルーフ」を新たに設定。これによりボディカラーは全11パターンとなった。そのほか、シート表皮に新しいデザイン柄を採用するなど、細かな変更がなされた。
特別仕様車「J STYLEII」については、X、Xターボをベースに、精かんでSUVテイストを際立たせる専用の外観と、黒基調の内装を採用し、上質な印象に。ボディカラーは専用のホワイト2トーンルーフ車を含め全7パターンがラインアップされた。機能面では、「ナノイー」搭載のフルオートエアコンやプレミアムUV＆IRカットガラス(フロントドア)になっており、「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備としている。それ以外にも、全方位モニター付メモリーナビゲーションをメーカーオプション設定するなど装備を充実。ハスラーの魅力をより高めたモデルとなっている。
2014年1月に販売が開始され大ヒットした「ハスラー」は、その年を代表する軽自動車の一つ。今回の改良により、さらに魅力的な一台となった。【東京ウォーカー】