09年2月下旬〜3月下旬、東京都と(財)東京都歴史文化財団、豊島区、(財)としま未来文化財団、NPO法人アートネットワーク・ジャパンは、現代舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー」を開催。世界最先端の舞台芸術を東京から発信し、同ジャンルとしては日本・アジアを代表する規模の祭典をめざす。東京文化発信プロジェクトの一環。
東京芸術劇場など池袋界隈の文化拠点を中心に、国内外から新作・世界初演を含む舞台芸術(演劇・ダンス)作品約20演目を上演する。日本からは、世界の巨匠・蜷川幸雄率いる、55歳以上の団員による演劇集団“さいたまゴールド・シアター”の「95kgと97kgのあいだ」(演出:蜷川幸雄 作:清水邦夫)や、世界各地で高い評価を得ている天児牛大率いる“山海塾”の「金柑少年」(演出・振付・デザイン:天児牛大)など。海外からは、韓国現代演劇界を代表するカリスマ演出家、イ・ユンテクによる新作「オセロー」(演出:イ・ユンテク)などを予定。今後徐々に決定していくラインナップにも注目したい。
11月に記者会見の実施、12月中旬ごろにチケット発売を予定。【東京ウォーカー/荒木紳輔】