12月21日(月)、新大阪駅在来線改札内の商業施設「エキマルシェ新大阪」がグランドオープンする。先行オープンの26店舗に加え、今回は9店舗がオープン、合計35店舗の大阪名物がズラリとそろうゾーンになる。そのオープンに先駆け、内覧会が実施された。
新規オープン9店舗の中でも異彩を放つのが、カネテツデリカフーズのコンセプトショップ「ネルサイユ宮殿」。ショーケースもゴージャス感が漂うが、その名の通り、ベルサイユ宮殿にあやかり、「練りものの殿堂」という意味を込めてつけられた。
ショーケースには、斬新な練り物がズラリ。中でも「王妃のひとつまみ」と名付けられた練りバーは注目。女子栄養大学とのコラボ商品で「ドライフルーツ」「さつまいも&黒ごま」「ピスタチオ&チーズ」の3種類がある(各1本200円)。
「ドライフルーツ」はドライマンゴーとレーズンを練り込んだもので、ねりものの塩味と、ドライフルーツの甘味が絶妙にマッチ。スパークリングワインや白ワインなどとの相性もよさそうだ。「ピスタチオ&チーズ」はピスタチオの食感とチーズの味わいが広がって、ウイスキーやビールとあわせたい。片手で食べられるので、旅のお供にもぴったりだ。
その他、野菜フライや、ガーリックトーストにカニカマの「ほぼカニ」をはさんだ「パン・ド・ほぼカニ」、女子栄養大学とコラボした「カロリー&糖質弾圧パスタ」など、名前も中身もユニークな賞品がそろう。
ほかに缶入りの「宮殿おでん」。マリー・アントワテッチャンのイラストをあしらった缶に牛スジやちくわ、さつま揚げなどのおでんが入っている。缶入りの「鯖味噌煮」やゴーフルなどもあり、おみやげとしても喜ばれそうだ。
同店の調理済み商品はいずれもバックヤードで過熱しているため、店頭でできたてを購入することができる。午前中は調理パンなど食事向けの商品を、午後は練りもの中心に販売する。
「大阪寿司吉野」「おつけもの処高野」「新世界グリル梵」と大阪の3つの名店の味が並ぶのが「大阪味百景」。
グリル梵のビーフヘレカツサンド(1050円)は約1週間煮込んだソースがパンと衣にしみておいしさがじんわりしみる。バックヤードで調理するので、できたてが食べられるのがうれしい。
ほかにも黒毛和牛のハンバーグなどが楽しめる「神戸ビフテキ亭DELI」をはじめ、パンやタイ料理、だし茶漬けなど、軽食やお弁当、デリカなど便利に使える店がそろっている。