JR板橋駅東口前に、12月13日~2016年1月30日(土)までの期間、240張りの提灯が飾られた高さ約10mのタワーが登場。点灯時間は17時から24時まで。平成20年から提灯タワーを設置しており、今回で7回目を迎え、地元では年末年始の風物詩として親しまれている(22年度は未実施)。
提灯の光が駅前を照らす
北区は「街を彩る商店街イルミネーション」事業として、商店街が行うイルミネーションの支援に取り組んでいる。商店街の活性化とともに、観光スポットとしての魅力を高め、新たに街に訪れてくれる人を増やすことが目的だ。
地元の滝野川さくら通り商栄会は、数多くあるクリスマスイルミネーションとは趣向の違うものを装飾しようと、年賀提灯を導入。提灯には文字が一文字ずつ書かれており「謹賀新年」、「交通安全」、「火の用心」などの文字が浮かび上がっている。また、タワーの頂上には「迎春」と書かれた板や、板橋駅前にある「近藤勇と新撰組隊士の墓所」にちなみ新撰組の隊旗をイメージした「誠」のイラスト画も添えられている。
きらびやかなイルミネーションとは対照的な、提灯の優しく柔らかい“和の光”に癒されよう。【東京ウォーカー】