TOYOTAは、同社のレーシング活動の主軸を担う、TOYOTA GAZOO Racingが開発したコンプリートカー「86“GRMN”」(648万円)の商談申し込みを、2016年1月4日(月)から1月22日(金)までの19日間、Web限定で受け付ける。
「86“GRMN”」は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦を通じて得た知見を活かしたマシン。道を選ばず、走り出した瞬間から素直な車両挙動が感じられ、スポーツドライビングの楽しさを存分に味わうことのできるモデルだという。
具体的には、吸排気系の変更などにより、エンジンのレスポンスを向上、ギア比をクロスレシオとした。6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、その性能を最大限に活かす走りを実現した。CFRP素材のエンジンフードおよびトランクリッドとルーフパネルに加え、樹脂(ポリカーボネート)製のリアウインドウ、クォーターウインドウ採用など一層の軽量化・低重心化を図った。ほにも、補強材追加によるボディ剛性の向上とともに、サスペンションの専用チューニング、前後異径タイヤ採用、ブレーキ性能強化など、「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を追求し、「操る楽しさ」を提案している。
デザインについては、シンプルな中にも個性を際立たせたスタイリングに。CFRP製大型リアスポイラー、フロントスポイラー＆バンパーサイドフィンなどの各種エアロパーツを、より空力性能に考慮した形状とし、力強さとスポーティ感を大胆に表現した。仕様を2人乗りとしたほか、専用スポーツシートの採用やステアリングの小径化などによって、ドライバーの操作性を追求。ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャインのみで、内装色はブラックを基調としている。
世界に100台しか存在しない特別なハチロク。乗っていれば、話題を集めること請け合いだ。【東京ウォーカー】