B級グルメといえば、やっぱりその“ボリューム”に注目する人が多いのでは? そんな“フードファイター”たちにぴったりのお店が、実は札幌や小樽には多い。驚愕のボリュームにも関わらず、格安で食べられるお店を一気に紹介しよう!
■そばが見つからない!? 「カレーそば」/そば処 芝源(札幌市北区新川)
なみなみと注がれたカレーに、そばはどこだと思わず探してしまうのが「そば処 芝源」の「カレー南」(580円)。ぎっしりと詰めたそばにカレーをかけており、汁気が少なく、まるでどんぶり一杯のカレーライスのような食べ応えが特徴だ。昼間のみの営業にも関わらず、大盛りメニューで名が広まった同店は、のどかな住宅街にありながら、開店後すぐに満席になるのが常という人気ぶり。女性1人で食べきるのは厳しそうだが、胃袋に自信のある人はぜひどうぞ!
■最高は3kg!重量感たっぷりの「やきそば」/やきそば屋 大通り店(札幌市中央区大通)
麺の量は9段階あり、「並」(290円)でも250g、「これでもくらえ」だと1750g、そしてMAXは驚愕の3000g! 開店当時は、250g、375g、500gの3段階だったが、計り知れない客の胃袋にこたえてきた結果、最高3kgになったのだとか。麺には味がまったくついていないので、ソースや卓上にある11種類の調味料で自由にアレンジして食べる。ちなみに、編集部オススメは「キムチ+マヨネーズ」だ。25年前の開店と同時に、学生やサラリーマンの胃袋を満たしてきたというだけあって、その人気はバツグン! 取材中も客足が絶えることなく、ジャンボ(390円/500g)や、ウルトラ(540円/1000g)という声がとびかっていた。
■フジヤマにキリマンジャロ…!? “山”級の「ナポリタン」/ビバ!スパゲッティ富士山(札幌市中央区大通)
喫茶店で食べたような、懐かしい「ナポリタン」を味わえるのが「ビバ!スパゲッティ富士山」。その店名通り、山に見立てて量を選ぶのが特徴だ。たとえば「レギュラー」は350gで500円、「フジヤマ」は550g(850円)、「キリマンジャロ」は770g(1100円)、そしてなんと「チョモランマ」は1000g(1250円)! 「レギュラー」でもかなりお腹いっぱいなのに、「チョモランマ」と「フジヤマ」を一度に食べたツワモノもいたというから驚きだ。もちろん味も絶品で、小松菜やタマネギ、シイタケ、エビなどを軽く炒め、ケチャップを軽く絡める。思わず「懐かしい!」と声が出てしまう、昔なつかしのナポリタンなのだ。
他にも、500円でおいしい定食がお腹いっぱい食べられる「新生 みゆきちゃん定食」(札幌市北区)や、幅10cmのジャンボ餃子が食べられる「餃子茶屋 あおぞら銭函3丁め」(小樽市銭函)など、私たちの胃袋を満たしてくれる店は、まだまだたくさん! まだまだ続きそうな不景気にうれしいお店ばかりだ。 【詳細は北海道ウォーカー6/9(火)発売号に掲載】