12月29日(火)~31日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催中のコミックマーケット89(コミケ89)。初日には15万人が来場するなど、例年同様、熱狂的な盛り上がりを見せた同イベントを彩るコスプレイヤーたちを、トレンドの分析を交えつつ紹介しよう!
夏コミケ以降、コスプレの動向を追っていて目に付いたのは、「刀剣乱舞」や「あんさんぶるスターズ!」といった作品のキャラクターに扮する男装レイヤーの多さ。ところが、コミケでは一転して、アイドル系の作品が人気!「ラブライブ!」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」のキャラに扮するレイヤーが非常に多かった。
また、「おそ松さん」や「ワンパンマン」、「監獄学園(プリズンスクール)」など、2015年に話題になったアニメのキャラに扮するレイヤーも多く、まさに同年を締めくくるイベントにふさわしい賑わいとなった。
このように、同じ作品のキャラクターに扮したレイヤーの多さから、ゲームやアニメのトレンドが見て取れるのも、コミケならではの見どころのひとつ。12月30日(水)・31日(木)は、さらなる冷え込みが予想されるので、こちらの記事を見て興味を持たれた方は、万全の防寒対策をしてから会場に向かうことをおすすめする。【東京ウォーカー/取材・文=ソムタム田井】