ロックグループ、X JAPANのリーダーYOSHIKIが5/25に発売した初の自伝「YOSHIKI/佳樹」(角川書店刊、2310円)が発売3週間で20万部を突破。これを記念してYOSHIKI本人が東京・渋谷の書店「SHIBUYA TSUTAYA」を電撃訪問した。
「YO〜SHI〜KI〜!!」と絶叫にも似たファンの声援と共に、ジーンズに黒のジャケット姿で登場したYOSHIKI。ぎゅうぎゅう詰めになったファンと報道陣で店内は熱気でムンムンに!
書棚にズラリと並ぶ自伝を見た後、ポスターにサインをしてファンに手を振り、立ち去るまでの間はわずか数分。終始にこやかに対応したYOSHIKI。彼が去った後の店内では、ファンの「めちゃめちゃかっこい〜!!」という興奮の叫び声が響き渡り、X結成から27年たった今も変わらない人気を示していた。
その後、記者会見を実施。北京オリンピックのメインスタジアム、北京国家体育場(通称、鳥の巣)での公演を熱望しているというYOSHIKIは、その時期を問われた際、「上海万博からオファーがあるのでその後になると思う」と思わず電撃発表。しかも、オファーはYOSHIKI個人への作曲依頼と、X JAPANへのコンサート依頼の2つあるという。
さらに8/22には三重県の鈴鹿サーキットで「X JAPANのFILM GIG」が、10/10にはフランス・パリでの公演も決まり、年内にはロスでのレコーディングも控えているという。まさにワールドワイドなYOSHIKIの今後の展開に、ファンならずとも目が離せない。
なお、初の自伝は著者の小松成美さんが10年をかけてYOSHIKIを取材して完成したもの。生い立ちや父の自殺、X JAPANの軌跡など、今まで語られなかった半生がつづられている。
「小松さんに自分でもわからなかった一面を引き出してもらった。今まで自分のことをあまり語ってこなかったので、たくさんの人に読まれているのは率直に嬉しい」とYOSHIKI。幼少期やX結成時などの秘蔵写真も多数収録し、ファンにはたまらない1冊となっている。【東京ウォーカー】