「ツカミもオチもキレイ」竹内結子、橋本愛らが大阪に!映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」舞台挨拶

関西ウォーカー

映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」(1月30日公開)の先行上映会が1月15日にJR大阪駅にある大阪ステーションシティシネマで開催され、主演の竹内結子、橋本愛、坂口健太郎、中村義洋監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

ベストセラー作家・小野不由美の小説を、「白ゆき姫殺人事件」(14)の中村義洋監督が映画化した本作。怪談雑誌で連載中の小説家(竹内結子)に、「住んでいる部屋から、奇妙な音がする」と手紙を送った女子大生(橋本愛)が、共に異変の原因を探り、部屋を巡る驚くべき真相に迫っていくというストーリー。

出演者が登場すると悲鳴にも似た声援が飛び交い、舞台挨拶は関西らしい賑やかな内容に。司会から「大阪でやりたいことは?」の質問に、「東京と大阪のお好み焼きがどう違うのか分からないので、大阪のお好み焼きを食べてみて違いを確かめたい」と答えた橋本。それに対して、竹内は「ソースが違うんじゃない? 東京はさらさらのソースで、大阪はいわゆる“どろソース”だから!」と持論を展開する和やかな掛け合いも。

中村監督は「映画でも“オチがしっかりしているかどうか”が大阪人にとって大事だと思ったので、しばらく前の舞台挨拶では、『オチはしっかりしていますよ』と話したところ、客席から『ツカミも大事やで!』と指摘されて(笑)。今作はオチもツカミもキレイにできています!」と、大阪でのエピソードを交えながら本作に対する自信を語った。

最後に映画を楽しみにしている観客に向けて、坂口が「鑑賞後にどんどん怖さが後を引く映画なので、念のため塩で清めてから帰ってください」と恐怖を煽ると、橋本は「私は先日行った完成披露試写会の後、帰ると部屋の電気が急にパチパチと点滅しました」と映画さながらの奇妙なエピソードを淡々と語って笑いを誘った。

それに対して、自身が大の怖がりでもある竹内は「怖いのが苦手な人でも、ジェットコースターが上っていく途中の焦らされる感覚や、水風船で遊ぶ時の『いつ破裂するんだろう!?』みたいなハラハラ感に似た要素を、共有しながら観てほしい」と、怖がりな人でも楽しめる映画の魅力を伝えた。

映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」は、1月30日(土)より大阪ステーションシティシネマ、109シネマズ大阪エキスポシティほか全国の上映劇場で公開される。

【取材・文=関西ウォーカー編集部】

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