企業も住宅も多く、平日も土日も一定して人出がある江戸川橋駅。近くに神田川が流れ、春の花見スポットとしても有名だ。
大通りから1本入った江戸川橋地蔵通り商店街では、夜になると「マッチ1本火事の元」の声が響くなど、商店街のつながりが強い。
リーズナブルで味のいい飲み屋さんや、繁華街にあるような小粋なレストランが点在し、店主や常連客との会話が楽しめる。
PESCE UNO fresco(ペッシェ ウーノ フレスコ)
15年12月オープンのビストロ。洋風仕立ての魚料理をメインに、赤白のワインと合うように味を整えたメニューを多彩にそろえる。地元で働く人々や近くに住む人々がローカル話に花を咲かせ、毎日とてもにぎやかだ。
「商店街に遊びに来たら、ぜひ立ち寄ってください!」(シェフの坂牧弓人さん)。
海鮮料理 居酒屋 魚谷(うおたに)
この地の魚屋で生まれ育ち、割烹料理で修行した大将がふるう料理が自慢。刺身をはじめ、自家製味噌で数日間漬け込んだ焼き魚も好評だ。古くから足を運ぶ人も多く、あだ名で呼び合うほど仲のいい客たちの憩いの場所となっている。
「私も皆さんに楽しませてもらっています!」(大将の谷正雄さん)。
江戸川橋駅界隈には、仕事の打ち上げやファミリーとの一時など、どんなシーンにも利用できる店がたくさんあり、一度訪れると“行きつけ”にしたくなってしまうほど。このほか、専門店やスーパーなど生活に必要な店も立ち並ぶ。また、商店街では毎月第4日曜の「地蔵マルシェ」や季節のイベントを行い、住人が楽しめる活動が盛んなのも見逃せない。【東京ウォーカー】