ワーナー エンターテインメント ジャパン社とカラオケ店「コート・ダジュール」を運営するヴァリック社による、世界初のプライベートシネマ「シネカラ」が1月20日に誕生した。
「シネカラ」とは、ワーナーの最新映画をカラオケルームで楽しめる新たなサービス。カラオケ店「コート・ダジュール」全国27店舗で、劇場公開後13週目からBD/DVDリリースまでの1カ月間に観られ、カラオケルームの新しい利用方法として注目が集まっている。
サービス開始初日の1月20日には、ワーナー エンターテインメント ジャパン社のミラード・エル・オゥクス代表取締役社長も来日し、「コート・ダジュール 銀座コリドー店」でプレスカンファレンスを実施。プライベートシネマ「シネカラ」の全貌を紹介する。
オゥクス社長によれば「今までは映画館や自宅での鑑賞が常識だったが、他にも楽しめる場があるはず」という考えから誕生したとのこと。
「シネカラ」は個室でゆったり楽しめ、大音量で鑑賞できるところが最大の利点。自ら体験したというヴァリック社の中林佑烝代表取締役社長は「周りを気にせずマイペースで観られ、食事もできるので、家族や友人と多様な楽しみ方ができます」と話す。一時停止も可能なので、気兼ねなく途中休憩できる点もうれしい。
早朝から深夜までいつでも観られ、上映時間を気にしなくて良いのも強調点。もちろんカラオケも楽しめる。終わった後に主題歌を歌ったりとさまざまな楽しみ方ができるのだ。
また、ディレクターの松尾蔵人さんは「コート・ダジュールの上質なサービスや空間へのこだわりが、映画を観る環境としてぴったりだと思いました。カラオケルームの良さである、質の高い映像と臨場感ある音も生かされるので、映画鑑賞の手段として、ライフスタイルの一部になってくれたら」と今後への期待を話す。
「コート・ダジュール」は、南フランスの高級リゾート地をイメージしたラグジュアリーなカラオケ店。ルームタイプは子ども連れ向けの「ファミリールーム」から豪華なVIPルームまで多様で、本場の味にこだわったピザやスイーツなど、フード&ドリンクメニューも計200品以上と充実している。
赤坂店には、2面の100インチ大画面と最新の音響を体感できる「デュアルモニタールーム」もあり、完全なプライベート空間で、シネマさながらの臨場感を味わえる。
現在はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ主演の「マイ・インターン」や「マジック・マイクXXL」が公開中。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」(1月30日公開)、「リトルプリンス 星の王子さまと私」(2月20日公開)などの人気作品が順次公開予定だ。
2017年3月末までには全国60店舗に拡大予定と、デートや休日、仕事帰りに一息つく場として定番化しそうな「シネカラ」。斬新なプライベートシネマを、ぜひ体験してほしい。【東京ウォーカー】